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士郎正宗の温故知新! → http://www.shirowledge.com/
2005/10/30 sTwo
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APPLESEED / アップルシード
士郎正宗氏のプロデビュー作品。 漫画研究団体アトラスから自費出版していた個人誌 『ブラックマジック』 が青心社社長の 青木治道氏の目にとまり発刊のきっかけとなったそうです。 そもそも 『アップルシード』 というタイトルは、アメリカの開拓時代のリンゴ農園民話 「ジョニー・アップルシード物語」 (リンゴの木を植えた男/リンゴ作りのジョニー)の主人公の名前で、模範的開拓民の意味を持ちます。 ストーリー内では5巻以降で明らかになる(であろう)、オリュンポスやエルビス計画等の "アポルシード計画" とも同義です。 ストーリーは第5次大戦後、総合管理局が地球全土を統一した時代から始まります。 オリオングループによるアポルシード計画の一環で大戦以前から建設されていた人工島オリュンポス(=総合管理局)を舞台に、 本来人類をサポートするために誕生したクローン "バイオロイド" と人間との関係を「天秤」にかけながら展開していきます。 オリュンポスを管理する "ガイア" やバイオロイドの生成を管理する "タルタロス" 等のコンピューターと併せて 『ブラックマジック』 から設定が流れてきているようです。 装着する人間の動きをトレースする 「ランドメイト」 の設定は他の作品へ受け継がれるほどメジャーなものとなりました。 漫画研究団体アトラスの頃からの傾向ですが、 "ヘカトンケイル" や "コットス" 、 "ギュゲス" 、 "プロメテウス" 等のネーミングは ギリシャ神話から引用されています。この 『アップルシード』 からギリシャ神話に興味を持ち始めた人も多いようですね。
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アップルシード1 プロメテウスの挑戦
1985年02月15日初版発行
モノクロ184ページ / カラー(2色)1ページ 驚異の全編書下ろし単行本の第1巻。いやぁ、今でもこの表紙を見るとワクワクしますよね! 第5次大戦後、地球全域を統一した総合管理局がある人工島オリュンポスへデュナンとブリアレオスが収容されることでストーリーは始まります。 オリュンポス内で対立する立法院と行政院−−立法院が戦後の各国から集める "モルモット" に疑問を抱く行政院のアテナは、 "モルモット" 達に薬を仕掛けその潜在意識を探ろうと試みた。 しかし状況はランドメイトの市販化と重なり、オリュンポスの巨大コンピュータ "ガイア" の襲撃事件にまで発展する。 "モルモット" 側のデュナンとブリアレオスが、オリュンポス内の約8割がバイオロイドであるという事実に翻弄されながら事件に巻き込まれていく! |
アップルシード2 プロメテウスの解放
1985年11月10日初版発行
モノクロ192ページ / カラー(2色)1ページ 立法院側の "モルモット" から行政院側のSWATに転属したデュナンは、実の父親であるカール・ナッツが第一期バイオロイドへ遺伝子データを提供していたことを知る。 そんな中、ガイア襲撃事件で明らかになった人間(モルモット)のストレス対策として、立法院は人類適正化計画(エルビス計画)を議会で提案し、 バイオロイド同様に人間に対しても心や体を制御することが必要と訴えた。 この人間とバイオロイドの境界を曖昧にする提案は情報汚染の可能性があるとし、 司法省は審議の前に巨大コンピュータ "ガイア" で検討することを試みた。 だが "ガイア" はこれをバイオロイドの反乱と判断し、多脚砲台をコントロールしバイオロイド生成管理コンピュータ "タルタロス" を襲撃する。 "ガイア" を植物状態に制御可能なDNAをもつヒトミをめぐって、バイオロイド側と人間側、揺れ動くデュナンの心−−その銃口はどちらを向くのか!? |
アップルシード3 プロメテウスの小天秤
1987年07月31日初版発行
モノクロ216ページ / カラー(2色)1ページ エルビス計画も原種保護法の下実行されることとなった時期−−大戦の傷が癒えてきた世界各国で動きがでてきた。 麻薬組織の撲滅という名目でオリュンポスESWATによるフランス介入により、舞台はオリュンポスから世界へと移っていく。 ポセイドン(大日本技研)からのスパイ・吉野と司法省FBIとの関係や、オリュンポスへの情報伝達用として造られた自立型バイオロイド・アルテミスなど、 総合管理局を軸に国際的な思惑と策略が渦巻いてゆく。 話のスコープがオリュンポス外に広がったため、立法院と行政院、人間とバイオロイドの問題は稀薄になるが、 原種保護法の下ではあるがエルビス計画が実施されてしまったことで、これらの問題はとりあえずの解決となっているのか? |
アップルシード4 プロメテウスの大天秤
1989年04月15日初版発行
モノクロ216ページ / カラー(2色)1ページ ESWATの激しい訓練の中、非凡な動きを見せるデュナンは右目を負傷してしまう。 総合管理局がセッティングした国際的な秘密会議が予定される中、不審な巨大ランドメイトの製造が進められていた。 オリュンポスに収容される以前の感性を取り戻せないデュナンは、ブリアレオスとは別部隊で不審者を追うが−−。 3巻とは異なって今度はオリュンポス内で国際的な動きが強まるが視点はESWAT onlyとなり、 アップルシードの核心的な部分は依然謎のままです。早く5巻の発刊が待たれますが… |
アップルシード データブック
1990年05月30日初版発行
モノクロ208ページ / カラー(5色)1ページ アップルシード・ファン必須の1冊です。が、4巻の続編 「26. CALLED GAME」 は発刊当時連載していた 『攻殻機動隊』 の影響か、 ESWAT一色の刑事モノになっています。早く本筋を進めてくれー。 |
アップルシード id イラスト&データ
2001年07月15日初版発行
モノクロ112ページ / カラー36ページ 「アップルシード データブック」 の再販版。と言っても単なる再販ではなく、完全なリニューアル本となっています。 「データブック」 にあった [用語辞典] [エルビスについて] [士郎正宗モノローグ] [メカワールド] [読者諸氏へ] といったコラム物は全て削除され、 新たにカラー&モノクロイラストが52ページほど追加されています。 [アップルシード下描き集] では、貴重なアップル4巻の下描きを見ることが出来るのでこれは嬉しい追加です。 しかし用語辞典は残しておいて欲しかったなー… つうか "CHARACTORS" でなくて "CHARACTERS" じゃないの?青心社さん! |
コミックガイア版 アップルシード総集編 士郎正宗ハイパーノーツ
1996年01月25日初版発行
モノクロ152ページ / カラー4ページ 「コミックガイア」 NO.9〜No.13 に掲載されたアップルシード+色々資料集。 本来5巻のタイトルである 「アルテミスの遠矢」 を銘打ったコミックガイアへの連載であったが、 そもそも4巻までが描き下ろし・描き貯めでの単行本発刊という形態だったので、連載形式ではイマイチ調子がつかめなかったとは士郎氏談(コミックガイアNo.13)。 一旦仕切り直しということで、おそらく5巻には別のタイトルがつけられるのであろう。出ればね…(くすくす) |
アップルシード読本 士郎正宗の映像世界
B-CLUB FILM COMIC
1988年11月10日初版発行
モノクロ152ページ / カラー4ページ 実はこの本はデュナンとブリアレオスの実写版が拝める、というだけではなく、士郎氏によるアップルシードの詳細裏設定の解説が読めるのだ! 第5次大戦の原因、バイオロイドの設定、立法院の老人達、エルビス計画の詳細等、他では知り得ない情報が満載です。 これだけでも十分に価値ある一冊です。 |
MF文庫 アップルシード1〜4
著者:士郎正宗
(1) プロメテウスの挑戦
(2) プロメテウスの解放
(3) プロメテウスの小天秤
(4) プロメテウスの大天秤
うれしい文庫本化である。いままではA5判(原画版にいたってはA4版!)でチョット読み辛かったが、これで気軽にトイレで読めるというもの。 文庫本化にあたって内容は一切の変更はないが、あとがきとして書下ろしの解説が付け加えられている。当時の印刷技術の話などが触れられているので、 まぁ解説目的で買っても損はないでしょう。ただし、士郎氏ファン限定ですが…。 |
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APPLESEED 01&02 KCDX 1856
2004年03月23日初版発行
モノクロ376ページ / カラー8ページ ついにアップルシードまでに講談社の魔の手が! これを喜ぶべき事か否かは定かではないとして。 青心社のコミックスのA5版よりは大きく、青心社の原画版のA4版よりも小さいB5版での再販ですが、カバーイラスト以外は一切の加筆・修正はありません。 しかもその肝心のカバーイラストを見る限り、「もう昔のアップルは読めないのか・・・」と思わず寂しいものを感じてしまいます。 |
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